ゆるキャラの乱立?が叫ばれて久しいですが、数あるゆるキャラの中でもうけどんは抜群のかわいさと愛らしさで「キングオブゆるキャラ」と言っても過言ではありません。
福島県双葉郡にある浪江町のこのゆるキャラは、ファンクラブも発足させてしまう(もちろん町が主導してはいますが…)ほどの人気ぶり。
東日本大震災からの復興も進んでいる浪江町を象徴するゆるキャラ「うけどん」を大紹介しますよ!
うけどんってどんなゆるキャラなの?
うけどんは、真っ白な体からも分かるように「お米の妖精」です。
浪江町では東日本大震災後の2014年度から、日本全国に避難してしまった町民にタブレットを配付し、町の情報提供を始めました。
そのタブレットのトップ画面で、動いたりしゃべったりするのが、「うけどん」だったんです。
「タブレットは機械的なので愛着をもてるキャラクターが欲しい」
という要望から、なんと町民の公募でうまれたのがうけどんです。

浪江町を流れる請戸川(うけどがわ…「うけどん」の名前の由来)に帰ってくる鮭の帽子が頭にのっかっていますが、実はこの鮭は生きています(笑)
髪の毛はイクラでできていて、元気がない人にはイクラを1粒あげるんだとか。
地域の伝統工芸品である大堀相馬焼に乗っています。(ゆるキャラとしてリアルに登場する時だけ足が生えます(笑)そのギャップがまたかわいい)
うたた寝が好きな女の子らしいですが、SNS発信は結構まめに行っていてTwitterは1日1回は発信しています。
最初はタブレットの中だけの活動でしたが、地元の催しはもちろん、遠くの避難先のイベントにも顔を出すなど精力的な活動が評価され、2018年には浪江町の公式イメージアップキャラクターに就任!
2019年には全国ゆるキャラグランプリに出場して福島県の1位に輝くなど、ゆるキャラとしての能力をフルに発揮する大活躍でした。
タブレットの中のキャラクターから町を代表するイメージアップキャラクターへと大昇進!
そんなうけどんにはファンクラブもあるんです。
うけどんファンクラブ加入(無料)で会員限定グッズももらえるよ!
うけどんグッズも販売され、新しくできた道の駅「なみえ」ともコラボ商品が作られるほど大人気のうけどんにファンクラブができました。
うけどんや浪江町を応援したい人なら全国だれでも入会することができます。
申し込みは郵送でもインターネットでも受け付けていますので、もし興味のある方がいたらぜひ!
「momome@teru_tredici」さんがTwitterで画像アップされていますが、このタオルをもらうだけでも価値があるほどのクオリティです。
もちろん筆者もファンクラブに加入済みでタオルもいただきました。ピンク色でかわいいのでテンションあがります。
浪江町とうけどんを応援しよう!
うけどんは、ゆるキャラグランプリ2020ではなんと26位!(福島県内ではもちろん1位!)
2019年の35位から9ランクアップ!
残念ながらゆるキャラグランプリは2020年で終わってしまいましたが、そのまま続いていれば10位以内も夢ではなかったでしょう。
そんなうけどんを応援することは、東日本大震災からの復興を目指す浪江町を応援することにつながります。
イオン浪江ができたり、道の駅ができたり、コンビニも3軒営業するまでに復興は進みました。
でも、以前の暮らしのようになっていないのが現状です。
そんな中でうけどんを応援する事は浪江町を応援する事につながります。
興味のある方はぜひうけどんファンクラブに加入しましょう!
ぜひうけどんのタオルもゲットしてくださいね。
コメント