恒松祐里さんは、Netflicksの映画「全裸監督2」では妖艶でありながらも母性を併せ持つ女性を演じ、一方NHK朝ドラ「おかえりモネ」では底抜けに明るくて気が利く主人公の幼馴染を演じました。
180度違う役柄も器用に演じ分けることができるのが自分の強みだと語る恒松さん。
7歳から芸能活動を続けている恒松さんは、17歳の頃あの篠山紀信さんから「この子はできる!」と太鼓判を押されていたというエピソードもあるくらい、注目されてきた女優さんです。
その確かな演技を支えるために「人生ノート」を自作しているといいます。
人生ノートとはいったい何なのか?
そしてそれはどのように演技にプラスになっているのか?
そのあたりも含めて調べてみましたよ。
ドラマが安定する恒松祐里の演技の秘密!
恒松祐里さんは23歳(2022年4月現在)にして芸歴16年になる「若いけどベテランさん」です。
小さいころ照れ屋だった恒松さんを心配した親御さんが、芸能事務所のアミューズとパルコのオーディションを受けさせたら見事合格!
2005年のテレビドラマ『瑠璃の島』で子役デビューし、オーディションは7歳の頃から受け続けており、10年間で約240回受けたといいますから小さいころからかなり場数を踏んでいることになりますね。
2022年にはついに「きさらぎ駅」で映画初主演!
「おかえりモネ」、「全裸監督2」と続けざまに話題作に出演したことで確実にステップアップしています。
そんな恒松さんですが、撮影現場では恒松さんが演技をするだけでドラマや映画に安定感が生まれるといいます。
その理由は、恒松さんの役になりきる演技の存在感だといいます。
特に「おかえりモネ」ではいろんなところで演技の巧みさが目立っていて、SNS上では「スーちゃん(恒松さん)がいてくれてよかった」という声が多数上がっていました。
このように物語に安定感をもたらすのは視聴者にも伝わっていて、恒松さんがもつ演技力にあらためて驚かされます。
この記事の冒頭で恒松さんは役柄を器用に演じ分けるのが強みだと書きましたが、これは恒松さんご本人が言っていたことです。
以前インタビューで
「上辺だけでだますような器用さにはならないようには気を付けていて。それをやってしまうと『ただの器用』で終わってしまうので、これからもお芝居や役としっかりと向き合った上で、器用さを生かして、作品に面白さやスパイスを加えていけたらと思っています」
2021.9.5 「MANTANWEB」より抜粋
と言っていました。
女優さんとして「役としっかり向き合いつつ」、自分の強みである「器用さ」も生かしていくというスタイルは恒松さんならではの役作りではないでしょうか。
そして、その役作りをするうえで自作しているという「人生ノート」。
次はその人生ノートについて深堀していきます。
恒松祐里の演技力を支える人生ノートとは?
「人生ノート」とは、恒松さんの人生ではなく、作品に出てくる役の人生についてまとめたノートのようです。
さまざまな役をその人自身のように演じるために、その役が生まれた時から撮影シーンの前までをまとめて自分の中に落とし込むという作業をしているといいます。
台本を読んでその役についてうわべだけ分かったつもりになるのではなく、その役の人生そのものを理解しようとするものなのでしょう。
確かに、まとめているうちに細かい部分にまで気が付くでしょうし、書くことでより理解が深まりますよね。
役ごとに演じ分けられるのは恒松さんの器用さだけではなく、それぞれの人生をノートにまとめるという見えない努力もあるからなんですね。
恒松さんはさらに、台本を読んで初回で心を動かされた部分は絶対に忘れないようにしているといいます。
気持ちが揺さぶられた場所は自分の本物の感情として大事にしたいという気持ちの表れですね。
恒松さん自身も「現場に入る前にじっくり考えたほうがいい演技につながる」と言っていたので、人生ノートと合わせて役作りに生かしているのでしょう。
恒松祐里について世間の反応は?
恒松祐里さんについて世間の反応をまとめてみました。
「恒松祐里は驚異的」との感想がありました。この映画でも役作りが生かされているのがわかりますね。
こちらの映画では恒松さんは圧巻の演技とのこと。
この方は難しい役どころも難なく演技しているという評価をしています。
確かにこの映画撮影時は19歳。19歳で」この表情はすごいですね。
恒松祐里 まとめ
いかがでしたか?
役ごとに人生ノートを自作するとか、初回の感動場面を忘れないようにするとか、恒松祐里さんならではの演技に対する工夫や努力が今の活躍につながっていることがわかります。
映画「きさらぎ駅」では初主演ですが、これから間違いなく主演映画や主演ドラマが増えていく女優さんだと思います。
これからも恒松祐里さんの活躍は要チェックですね。
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