2022年前期のNHK朝ドラ「ちむどんどん」に猪野清恵役で出演の佐津川愛美さん。癒し系の美人女優さんです。「ちむどんどん」は黒島結菜さん演じるヒロイン・比嘉暢子が沖縄の本土復帰とともに上京し、西洋料理のシェフを目指す物語です。
遠く離れている家族と絆をつなぎ、故郷の料理を見直し、やがては東京で沖縄料理の店を開く夢を持ちます。沖縄に生まれた4兄妹を中心にした、美しい家族愛が見どころの物語です。
ところが、朝ドラを機に女優としてさらなるステップが期待されていた佐津川愛美さんの主演映画「蜜月」が公開中止になってしまいました。原因は榊英雄監督の性加害と言われていますが、当の監督も認めています。かなりの波紋を呼びそうなこの事件の真相はいかに…。
佐津川愛美主演「蜜月」が監督のせいとは言えなぜ公開中止に?
「蜜月」は榊監督がプロデューサーも務めた話題作でした。なんと榊監督は、あろうことか同映画への出演させてあげるとある女優さんに持ち掛けて性的関係を強要したというのです。
どの程度の性加害かはもちろん被害者がいるために明らかにされていませんし、明らかにするべきではないでしょう。中には「せっかく作った映画なんだから、今まで制作してきた人達のことを考えたら公開するべきだ!」という声も見かけました。
佐津川愛美さんたち俳優さん達やスタッフのこれまでの努力や時間、お金などのことを考えれば確かに公開した方がよいと思う気持ちを分かります。
でも、今回は実際に嫌なことをされてしまった被害者がいるわけです。ひとたび映画が公開されれば、テレビコマーシャルだったり、雑誌だったり、公開終了後はDVDとして発売されたりレンタルビデオ店に並んだりして、被害者をさらに苦しめてしまいます。
映画「蜜月」での佐津川愛美の努力を無駄にした榊監督!
3月8日、くしくも国際女性デーの日、東京・テアトル新宿で行われた「蜜月」のワールドプレミアに佐津川愛美さんが登壇しました。
劇中で主人公・美月の17歳から32歳を演じたが「美月を…ごめんなさい」と涙で言葉が出なかった。一瞬、間を置いて、気持ちを整えると「今日は、初めて皆さんに見ていただける日なので、純粋に、見ていただけるのが、ありがたいなという気持ち」と口にすると、また涙で声を詰まらせた。
2022.3.8 日刊スポーツより抜粋
映画の主演は初めてではないももの、家族との黒い歴史に悩まされる難しい役どころだったためか、舞台に登壇してから第一声で涙を詰まらせてしまったようです。
映画では多感な17歳から32歳までを演じていますが、かなり気合が入っていたようです。主人公に感情移入するためか、現場にお願いをして年齢通りに撮影が組まれていたといいます。佐津川愛美さんの撮影に対する真剣さが伝わってきます。
そんな佐津川愛美さんや他のスタッフさん達の努力を水の泡にするかもしれない今回の事件。現在も収録が続いている「ちむどんどん」への影響が心配されます。
ちむどんどんの佐津川愛美の演技に注目!
映画「蜜月」は公開されるのか?被害者は誰で今後の活動はどうなるのか?映画関係者をたくさん巻き添えにした榊監督には本当に反省してもらいたいです。
そして、主演を務めた佐津川愛美さんは朝ドラ「ちむどんどん」での収録が続いています。佐津川愛美さんの精神状況が気になるところですが、今回の件を知った私たちは応援するしかありません。
これからの佐津川愛美さんのご活躍を楽しみしています。
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